イボ(ウイルス性疣贅)
ヒト乳頭腫ウイルスと言うウイルスの一種が皮膚に感染してできます。
子どもに多く、自分の中でもうつって増えたりします。
また、家族内感染を生じることもあります。
ウイルス(HPV)が感染してできる皮膚や粘膜の病気ですので、
■免疫力の低下を引き起こすような病気に罹っている時
■免疫を押さえるような治療を受けているような時
■アトピー性皮膚炎などで皮膚のバリヤー機能が低下しているような時
には、特に注意が必要です。
治療は液体窒素による凍結治療が一般的です。
水イボ(伝染性軟属腫)
子どもに多く伝染性軟属腫ウイルスで発症するの病気です、直径数mmから5mmくらいのツルツルした光沢のある皮膚の小さな盛り上がりです。
発疹ひとつひとつにウイルスの塊が入っており、掻き破ったりして中身が出て、周囲に広がっていくことがあります。
また、水いぼの感染している皮膚が接触して他の人にもうつることがあります。
みずいぼの一般的な治療はピンセットでつまんで小さな白い塊(ウイルスの塊)を出すことです。
この方法が最も早く確実な治療法といえますが治療には痛みを伴います。
当院ではペンレスという麻酔のテープを貼って痛みを軽減した治療が可能です。