
肝斑とは
肝斑(かんぱん)は、頬骨のあたりや額、口まわりなどに左右対称に現れる薄い茶色のシミのことです。
紫外線、ホルモンバランスの乱れ、摩擦、ストレスなどが原因で、肌の炎症が長引きメラニンが過剰に生成されることで起こります。
通常のシミとは異なり、強い刺激や間違ったケアによって悪化することもあるため、炎症を抑えてメラニンの生成を穏やかにコントロールする治療が効果的です。
肝斑注射(トラネキサム酸注射)とは
トラネキサム酸(商品名:トランサミン)を直接肌に注入し、肝斑の原因となる炎症やメラニンの過剰生成を抑える治療です。
内服や外用では届きにくい皮膚深部に有効成分をダイレクトに届けることで、より早く・確実に肝斑やくすみを改善する効果が期待できます。
当院では、注射による施術に加え、針を使わない導入機「ターゲットクール」にも対応しています。ターゲットクールは、冷却ガスとともに薬剤を微細な霧状にしてお肌へ浸透させる痛みの少ない施術です。
注射が苦手な方や敏感肌の方でも安心して受けていただけます。
肝斑注射(トラネキサム酸注射)の効果が期待できる方
- 頬や額に左右対称のシミ(肝斑)がある方
- 肌のくすみや色むらが気になる方
- 肌に透明感を取り戻したい方
- レーザー治療で刺激を感じやすい方
- 内服やスキンケアで改善しにくい方
- 再発を予防しながら肝斑をケアしたい方
肝斑注射(トラネキサム酸注射)の効果
肝斑注射に使用するトラネキサム酸は、メラニンを作り出す細胞の過剰な働きを抑えることで、シミや肝斑を内側から穏やかに薄くしていく効果があります。
また、肌の炎症を鎮める作用もあり、紫外線や摩擦によって起こる新たな色素沈着や赤みの発生を防ぐことができます。
継続的に治療を行うことで、肌全体のトーンが明るくなり、透明感と均一感のある素肌へ導きます。
さらに、ターゲットクールを併用することで、痛みを抑えながら有効成分をより均一に浸透させることができ、肌への負担を軽減しつつ、高い美白効果を実感できるのが特長です。
肝斑注射(トラネキサム酸注射)の副作用
- 注入部位の赤み・腫れ・内出血(通常は数日以内に改善します)
- 一時的なかゆみや軽度の痛みがみられる場合がございます
- ごく稀にアレルギー反応や倦怠感がみられる場合がございます
※ターゲットクール施術の場合、ごく稀に赤みや軽い熱感が生じることがありますが、通常は数時間で落ち着きます。
※施術前に医師が体調や既往歴を確認し、安全に施術を行います。
肝斑注射(トラネキサム酸注射)のおすすめ頻度
- 1ヶ月に一度の施術がおすすめです。
その後も定期的に続けていただくことで、肝斑の再発を防ぎながら肌全体のトーンアップ効果が期待できます。
症例


料金
| ターゲットクール | 33,000円(税込) |
|---|---|
| 手打ち | 33,000円(税込) |
| セルフ麻酔 | 2,200円(税込) |
| 通常麻酔 | 3,300円(税込) |
施術同意書
施術前の同意書となります。
事前にご覧いただき、あらかじめ記載してご持参いただければ、スムーズな受付が可能です。
・肝斑注射(トラネキサム酸注射)同意書 (PDFダウンロード)

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